皆さんこんばんわ😊お久しぶりです❕
現役看護師であり、アラサーナースのさや子です💗
初めて来た方は、こちらをご覧下さい👇
日中はまだまだ暑いですが、朝晩は少し肌寒くなってきましたね💦
まだまだ、コロナ感染が流行っていて、これからはインフルエンザの季節。
発熱にはいろんな原因がありますが、発熱時に家でできること、病院でもしている看護も紹介していきたいと思います😊
発熱があったら、家でできることは?😊
何℃で発熱?
これと言った定義がまだないのですが、
日本の感染症法では37.5℃以上を発熱、38℃以上を高熱と定めているので臨床の現場ではこの数値を目安に発熱かどうか判断することが多いと思います。
どうして熱が出るの?
ウイルスに感染すると、免疫を活性化させるために、脳の体温を調整する機能が作用して体温を高い温度に設定します。 そうすると、脳から身体に発熱するように指令が出されるのです。 熱が出る時に悪寒がして震えるのは、筋肉を震えさせて熱を生み出すためです。
発熱の原因は?
- 細菌やウイルスへの感染(免疫機能を高めるための生体防御反応)
- 炎症を起こす病気(自己免疫疾患など)
- 悪性腫瘍(がん)
- 薬剤の副作用
など、様々な原因で発熱を起こします!
どうやって熱をはかるの?
「そんなことわかってるがな!」
なんて言わずに聞いてください💦w
最近では、非接触性の体温計も増えてますが、まだまだ家庭で多いのは脇で測定する体温計だと思います🎵
うまく脇に挟めていないと、正しい体温が図れないので、豆知識程度に聞いてくださいね!
1. 体温計の電源を入れる。
2. 表示部が全点灯した後、「L℃」が表示されたら検温準備完了です。
3. わきの中心にあてる
4. 体温計を下から少し押し上げるようにして、わきをしっかりしめる。
検温のポイント
- いつも同じ測り方をする。(わきの中央部に下から突き上げるイメージで)
- 汗を拭く。
汗をかいていると、熱の伝導率が異なってしまい正しく検温できない可能性があります。 - 下着に触らない。
下着などに当たってしまうと、熱の伝導率が異なってしまい正しく検温できない可能性があります。
熱が出たらどうしたらいいの?
近くの病院・クリニックが診療時間内の場合
まず、早めの受診をおすすめします💦
もちろん、先ほどお伝えしたように、発熱の原因は様々なんですが、このご時世なので、受診する病院・クリニックに電話してから受診しましょう❕
寒いとき
熱が上がって、鳥肌がたってすごく寒いときないですか?
血液中に体温調節中枢に作用する化学物質が存在すると、セットポイントが上昇します。例えば、本来36〜37℃に設定されているセットポイントが40℃に設定されてしまいます。すると体温調節中枢は、40℃になるまで体温を上昇させる指令を出し続けます。
このときに、起こるのが「悪寒・寒気」になります⛄
寒気が起きているときは、熱が高くても保温しましょう😉
熱が上がりきったら
寒気がおさまると、今度は暑くなってくると思います🔥
そうなると、どんどん冷やして熱を下げていきましょう🍨
かと言って、室温の下げすぎには注意してくださいね❕
冷やすところはこちら👇
大きい動脈があるところを冷やすと、解熱しやすいと言われています❕
病院でも、「3点クーリング」と言って、頭部・脇(腋窩)を冷やしたりすることも、しばしばあります😊
水分補給
発熱時に合併症として多いのが、脱水です❕
熱が出ている分、汗などで体の水分がなくなっています。しっかり水分補給をして脱水を予防していきましょう!
保存が効く粉をまぜるものも、おすすめですよ🎵
>
解熱剤の使用について
現在、市販薬でも様々な解熱剤(イブ、ロキソニンなど)がありますね!
でも鎮痛剤ってアレルギー症状が出やすかったり、子どもには使用できないお薬もあったりするので、薬局の方に聞いて用法・容量を守って正しく内服してくださいね😊
もし、普段から使用している痛み止めや解熱剤があれば、それを内服するのが良いと思います😶
最後に
最近では、コロナの流行もあり、誰もが発熱に敏感になっていませんか?
発熱=コロナじゃない?なんて言われてしまいますよね💦
今回紹介したのは、「発熱」に対するものなので、対処療法でしかありません💦
「こんなのわかってるよ~」なんて方も多かったのではないでしょうか?
正しく診断してもらい、適切な治療をすることが大切です❕
皆さん!体調不良には充分注意していきましょうね💛